みちのく真田-真田大八と蔵王町真田大八と蔵王町

真田大八

真田大八

大坂夏の陣の後、幸村の陪臣・我妻佐渡らに守られて奥州にたどり着いた大八。仙台藩内では、片倉小十郎重長の手厚い援助を受けながら白石で成長しました。
成人後は真田守信と名乗り、やがて伊達家の武士となったのも束の間。幕府から出自を疑われたため、やむなく姓を片倉に直しました。その後、再び真田姓を名乗ることのないまま58年の生涯を閉じた大八。白石の当信寺にある墓碑には、六文銭ならぬ一文銭が刻まれています。幸村の男子でありながら真田を名乗ることすらできなかった大八の、せめてもの意地を感じずにはいられません。
それから40年以上もの時が流れ、大八の後を継いだ辰信が真田姓を復活させました。
それは奇しくも大八の誕生から100年目のこと。
時代の荒波に翻弄されつつ、力強く生き抜いた大八の生き様。大八が領地を構えて幸村の血脈を伝えた蔵王町は、大八100年の想いを伝える歴史秘話の地です。
ゆかりの史跡こそ多くはありませんが、大八が生きた自然豊かな蔵王の地を訪れ、真田を愛する町の人々の熱い思いに触れることで、400年という悠久の歴史秘話を感じ取ることができるでしょう。

みちのく真田-蔵王町の史跡史跡

日本唯一、幸村の血脈が伝わる町

みちのく真田-蔵王町-矢附、竹曲

真田大八が領地を構えた矢附と曲竹

蔵王町東部に位置する矢附・曲竹地区は、成人し、伊達家の武士となった大八が領地を与えられた地です。特に矢附地区には屋敷を構え、以後代々続く真田家本願の地と位置付けました。
今もなお、大八のおおらかな性格を髣髴とさせる大自然の風景を望むことができます。

みちのく真田-蔵王町-真田家子孫の墓

真田家子孫の墓

真田幸村の血脈を伝える仙台真田氏。しかし、徳川幕府の追求をかわすために幸村の叔父・信尹の家系と偽り、真の系譜は秘密とされました。
真の系譜を公にしたのは明治維新後のこと。矢附地区には明治初期の真田家の墓碑等、幸村との関係が公に刻まれた史上初の遺構が伝えられています。

みちのく真田-蔵王町-観光・グルメ観光・グルメ

歴史と大自然を感じる、味わう

みちのく真田-蔵王町-真田の間

随所に見られる現地の真田愛

蔵王町は日本で唯一、真田幸村の血脈が伝えられた土地。今もなお、真田のゆかりを大切にする人々が多く暮らしています。遠刈田温泉にある『真田の間』は、真田を愛する地域有志やファンたちが集って作り上げた、現代の『真田の聖地』です。

絶品!ヨーグルト

手作りのエサと衛生的な環境で幸せに育った牛の牛乳を使用したヨーグルト。低温長時間発酵により、酸味がマイルドに仕上がっています。

みちのく真田-蔵王町-遠刈田温泉

遠刈田温泉

開湯400年の歴史ある温泉で、昔から足腰の病に効くと言われています。足湯のある共同浴場に始まり、各旅館、リゾート施設で楽しむことができます。

豊富な真田関連お土産

「蔵王山麓真田の郷を磨く会」が販売する真田グッズは種類が豊富で、現地に縁の深い真田幸村・伊達政宗・片倉小十郎関連のお土産や、六文銭をあしらった手巻き寿司などが人気です。

みちのく真田-蔵王ナチュラルチーズ

蔵王チーズフォンデュ

蔵王のおいしく新鮮な牛乳を使用して作られる「蔵王ナチュラルチーズ」を用いたチーズフォンデュ。
その濃厚で深みのある味は一度食べたら魅了されること必至です。

みちのく真田-蔵王爽清牛

蔵王町のブランド牛「蔵王爽清牛」

「蔵王爽清牛」は現地の乳清(チーズホエイ)やお茶の葉を食べて育った蔵王町のブランド牛で、赤みが多くさっぱりとした肉として人気です。
現地のレストランではハンバークやステーキなどで楽しめることができます。

みちのく真田-フレンチトースト

大自然で育った卵とフレンチトースト

蔵王町大自然で育った”芽ぶき卵”で作られるフレンチトーストは、卵をふんだんにつかって濃厚になっており、たっぷりかけられたハチミツとの相性が抜群です。

お土産品に大人気、蔵王湯けむりたまごプリン

蔵王町内の養鶏場で採れた新鮮な卵を使用し、調味料や香料、保存料などは一切使用しない無添加で安心安全にこだわった手作りプリンです。